世界の新製品とビジネストレンド情報

広範囲のweb情報を検索し常に新鮮な情報をお届けします。事業の新企画、スタートアップに活用下さい。

いつもの炊飯器で米とおかずを同時調理!? 魔法のカップで自炊がラクに♪

イスラエル発のスタートアップWatergenが、太陽電池式水製造機Solar GENNYをCES 2020に出展しています。Solar GENNYはエネルギー源として太陽電池を使い、温度差を利用して空気中から水を取り出すという、言ってしまえば水濾過器つき除湿機。とはいえ、日光さえあれば電気も何もないところでも水を作り出せるため、未開発地域や被災地域での飲料水確保に威力を発揮します。

Solar GENNYを動作させるには約70cm角のサードパーティ太陽電池パネル4枚を使用します。1台設置するのに必要なコストは5000~8000ドル(約55万~87万円)にのぼるため、災害救援目的なら、状況によってはそのお金で水と食料を届ける方が良策かもしれません。

一方、未開発で近くに水源のない地域の場合は、Solar GENNYは有効に機能しそうです。空気と太陽さえあれば1日13リッターの飲料水を作り出せるので、恒久的に使うのであれば少なくともペットボトルの飲料水よりは環境にもやさしく、設置コストも回収できるでしょう

 

☆出典は:

japanese.engadget.com