文字列をどかせて手書きメモを挿入 Microsoftなど「SpaceInk」開発
パリ=サクレ大学、フランス国立情報学自動制御研究所(INRIA)、フランス国立科学研究センター(CNRS)、Microsoft Researchの研究チームが10月に発表した「SpaceInk」は、電子文書(デジタルドキュメント)の文章内に空白を挿入し、動的にメモを書き込めるシステムだ。
普通、電子文書に注釈やスケッチなどのメモを書き込む場合は、文章の周りの余白に書き加えるだろう。これに対しSpaceInkでは、文書内の文字列をどかせて新たな空白を作成してから書き加えられる。文章のデザインを損なうことなく、見やすいメモを挿入できる。
空白の作成は、タッチベースとペンベースの手法で行え、メモを書く前、途中、後のどのタイミングでも実行できる。両手でも実行可能だ。
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