【上海共同】中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)は9日、トランプ米政権の制裁を受け独自開発するとしていた基本ソフト(OS)を正式発表した。名称は「鴻蒙OS」で、英語名は「ハーモニーOS」。搭載したスマートテレビを今年中に中国で発売する。スマートフォンやパソコン、車両などへの搭載は来年以降の予定。
米国による輸出禁止措置に伴い、ファーウェイのスマホなどで米グーグルのOS、アンドロイドの更新版が使えなくなる可能性が浮上。独自OSの開発を急いでいた。
鴻蒙は「天地が形成される前の混沌とした状態」を意味する。
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