門外不出の国宝を再現した「クローン文化財」って何がすごいの?
オリジナルも大事、クローンも大事。
突然ですが、みなさんは「クローン文化財」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。あまりに対照的な言葉の組み合わせですが、これは文字通り、重要な文化財の「クローン」を生み出す技術のこと。
IBMのWebメディアMugendai(無限大)に、この技術の生みの親である東京藝術大学の宮廻(みやさこ)正明名誉教授が登場していました。はたして、文化財のクローンってどうやって生み出すのでしょうか…。
見られる、触れる、楽しめる。クローン文化財はいいことづくめ
宮廻教授が開発した「文化財をクローンで生み出す技術」とは、伝統的な職人の手作業と、3Dプリンターなどの最先端技術を融合させたもの。 実際に教授は、門外不出といわれ法隆寺以外では見られない国宝「法隆寺釈迦三尊像」を見事復元しています。このプロジェクトには、日本有数の鋳物の街、 富山県高岡市の彫金職人や南砺市の彫刻職人さんたちが参加したそう。
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