スマホがピアノの先生代わり 鍵盤の上にARでナビが出現
ピアノのレッスンに通わなくても、一人でピアノの弾き方が学べることを謳うARアプリ「Instant Musician」が、iOS向けにリリースされました。
本アプリは、2017年にマイクロソフトの「HoloLens」対応アプリとして配信されていましたが、今回新たにスマートフォン向けのサービスが開始しました。
使い方は簡単で、ピアノの中央に1ドル札をARマーカーとして設置し、スマートフォンをかざすと、それぞれの鍵盤の上に曲に合わせたバーが降りてきます。流れてくるバーに合わせてピアノを弾くと、楽譜が読めなくても簡単に曲を奏でることができます。
ピアノレッスンとは別の道を提供
開発元のMusic Everywhereは、ピッツバーグとニューヨークを拠点に活動するARミュージックスタジオです。音楽教育のアプリ製作を専門とし、マイクロソフト「Hololens」やモバイルARアプリ向けにソフトウェア開発を行っています。同スタジオのプロジェクトは、急速な成長していますが、1年程前にカーネギーメロン大学の学生のアイデアからスタートしたとのことです。
同スタジオの設立者Seth Glickman氏は、「Instant Musician」は、ピアニストになりたくても、一般的なピアノのレッスンに通う時間がない人に向けて開発を始めたことを明かし、本アプリについて次のようにコメントしています。
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