Amazonのレビューが信用できなくなった理由
もう何度も目にしていると思いますが、Amazonのサイトには偽のレビューが溢れています。そして、そのふるい分けには手間がかかり、時にはAIの力を借りる必要もあります。
「BuzzFeed」は、そうした偽レビューをめぐる「経済」について、踏み込んだ記事を書いています。そのなかでは、奴隷労働(slave labour)を意味する「/r/slavelabour」という悲劇的な名前の付いたsubredditトピックについても触れられています(このトピック名は一種のジョークですが、とても悲しく、真実を言い表すものでもあります)。記事は全体的に、きわめて気のめいる内容です。というのも、要するに、Amazonのレビューがどれほど絶望的なものかを詳述しているからです。
では、この記事の実用的なポイントを、単刀直入に挙げてみましょう。
「Amazonで購入」ラベル付きのレビューでも偽物の可能性あり
実際に商品を購入して写真を撮り、レビューを書くことは、スパムレビュー投稿者の一般的な作業工程です。こうして投稿されたスパムレビューと本当のレビューを見分けるのは、きわめて困難です。AIを駆使したツールでも、レビューの投稿者が実際に購入している場合は、見分けるのは難しいようです(「Planet Money」は最近、Amazonのライバルである中国の「Alibaba」でも、同様の現象がみられるという記事を掲載しています)。
否定的なレビューも偽物の可能性あり
Redditのある投稿記事で、Amazonの出品者が星1つのレビューを募っている話が書かれていました。その出品者は、そもそも「私の評価を下げようとして」星1つのレビューを付けた競合他社への報復が目的だと主張していたそうです。その出品者は、レビュー1つにつき5ドルの報酬を約束していました。
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