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空気注入量で温かさを調整できるベスト「Zero Down Vest」はエコ素材製!

ダウンジャケットやダウンベストは通常、ガチョウやアヒルなど水鳥の羽毛が使用されている。その羽毛の代わりに空気で温かさを確保するベスト「Zero Down Vest」がクラウドファンディングサイトKickstarterに登場した。

鳥の羽を使わないのに加え、プラスティックボトルをリサイクルして作ったファブリックを使用するなど、エコなベストとなっている。

・空気を入れるほど寒さ遮断

Zero Down Vestは、ベストに付いてくるノズルや、専用ポンプを使って空気を注入できるようになっている。空気を入れることでベストが膨らみ、従来の羽毛ベストと同じように来ている人を寒さから守る。

開発元によると、空気を入れるほど寒さを遮断でき、綿製品の1.3倍温かさを維持できるという。

・ペットボトル8.8本分

また、エコな要素を含んでいるのもZero Down Vestの売りだ。ベストに限らず羽毛製品では水鳥からむしりとった羽を使用しているので、動物愛護の観点から望ましくないと指摘する人もいる。

しかしZero Down Vestの場合、リサイクルされたペットボトルでできたファブリックを使用していて、ベスト1つでペットボトル8.8本を使用しているのだという。

もう一つ、消費者にとって嬉しいのが、着用しないときは空気を抜いてコンパクトにできる点。重さもわずか375グラムしかなく、旅行時に荷物に忍ばせておくのに最適だろう。

 

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