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吉野家、860円の高級牛メニュー

吉野家は、サーロイン120グラムを使った「特撰(とくせん) すきやき重」を14日から売り出す。50万食の数量限定とし、一般の店舗で売る牛肉を使った商品としては最高額となる税込み860円。創業120年の今年は「原点」である牛肉に絞った新商品を相次いで発売しており、「牛肉の吉野家」としてのブランドを高めるねらいがある。

 すきやき重は北米産の高級サーロインを使用し、牛丼の大盛りよりも肉の量が多い。牛丼のタレで煮た肉に特製のすきやきのタレをかけ、生卵を絡ませて食べる。国会議事堂や羽田空港の店舗では和牛を使った「牛重」(税込み1240~1500円)を販売しているが、客から「ほかの店舗でも高級な牛肉を食べたい」との声があり、商品化した。販売期間は1カ月ほどを想定している。(長橋亮文)