「明日は雪を降らせます」天気を操る「人工降雨」の奥深い世界
人類はついに、雨乞いを超えた。
広範囲に被害をもたらす豪雨や、交通網を一発で麻痺させる大雪。さいきん、極端な大雨/大雪がニュースになることが増えたように思います。
生活にもっとも重要といってよい「水」の源となる、雨・雪を安定して降らせるための最新研究が、IBMのWebメディアMugendai(無限大)で紹介されていました。人の力で雨を降らせる、その名も「人工降雨」の正体とは。
人為的に雨を降らせるって、一体どうやるの?
インタビューに登場していたのは、気象庁や世界気象機関(WMO)などで活躍する名古屋大学特任教授の村上正隆さん。低コストでほぼ期待通りの研究結果を出す、結果にコミットする天気のプロです。
実は水不足は世界的な課題となっており、国連が「2025年までに全世界の人口の3分の2が水不足の危機に陥る」と警告しているほど。村上さんもインタビュー内で「国家間で水の奪い合いが起こるかもしれない」と指摘するなど、その実情は深刻です。
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