プレゼンツール Googleスライドが字幕の自動生成に対応。現在は英語のみ
GoogleがプレゼンテーションツールのGoogleスライドに、字幕の自動生成機能を追加すると発表しました。
Chromeブラウザを利用する場合に限りますが、スライド表示に使うPC(またはMac)にマイクを接続し、CCボタンを押すと、話している内容がスライド内にリアルタイムで表示されます。Googleは2018年2月、YouTubeライブに字幕の自動生成機能を追加しましたが、それをGoogleスライドに持ち込んだ形です。
なお、字幕は保存されず、あとでスライドと一緒に配布するといったことは出来ないようです。
現在、利用できるのは米国英語のみですが、今後、より多くの言語をサポートする考えとのこと。また、字幕の生成も機械学習により強化されていくとしています。
基本的に、聴覚障害を持つ人に向けたアクセシビリティ強化の一環ではありますが、広い会場で音が小さかったり、騒がしい会場でのプレゼンテーションなどでも役に立つはずです。
自動で字幕を付けるだけではなく、そのデータをテキストとして保存してくれれば文字起こしの手間も省けますが、そこまで行くのはもう少し先の話でしょうか。しかしぜひ期待したいところではあります。
この機能は今週から徐々にすべてのユーザーに展開されるとのことです。
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