なぜマキタのリチウムイオンバッテリーは災害時に最高なのか
平成30年北海道胆振東部地震で約46時間の停電を経験して、私はいまマキタの製品を買いまくっている。どうせだったら工具以外の電気製品もマキタで揃え、あの青くて強そうなやつらに埋もれて暮らそうじゃないか。この原稿は、そう思い立った人間のお買い物記録である。
まず、なぜマキタなのか。
普段使いでなければ意味がない
長い停電でなにが困るかといえば、スマホに充電できなくなることだ。スマホは懐中電灯であり、状況証拠記録マシンであり、通信装置である。充電できないからといって、ただちに生命の危機に陥るわけではないが、取り逃がした情報によっては命に関わる場合もある。
ところが普段あまりスマホを使わず、モバイルバッテリーも1個しか持っていない上に、充電もしていない私の場合は、46時間続いた停電の間に電力が尽きてしまった。似たような人が多かったのか、停電時に設けられたケータイ充電コーナーには人だかりができていた。
だが、モバイルバッテリーが尽きた際にも、マキタのバッテリーはビンビンだった。なぜなら電動工具は毎日使う。だからバッテリーも常に充電している。ドリルドライバーのトリガーを引くと、作業中の手元を照らすLEDが点灯して、とても明るかった。だから「くそう」と思った。さっさとアレを買っておけば良かったのだ、と。
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