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ビル・ゲイツも応援!鮮度が2倍長持ちするアボカドが米コストコで販売開始

カリフォルニア州で2012年に創設された「Apeel Sciences(アピール・サイエンシーズ)」は、青果物の劣化を遅らせる特殊素材「Apeel(アピール)」を開発するスタートアップ企業だ。

2018年6月には、会員制倉庫型卸売小売チェーンのコストコらと提携し、「Apeel」を皮に塗布することで鮮度を2倍長持ちさせたアボカドを米国中西部の店舗で販売し始めた。

・青果物の劣化を遅らせ、鮮度を最大3倍長く保持


「Apeel」は、野菜や果物の表面にコーティングすることにより、内部の水分を閉じ込めながら、外気を遮断し、水分の蒸散と酸化を遅らせることで、鮮度を従来よりも2倍から3倍長く保持できるのが特徴。

植物由来の「Apeel」は、食べても無害で、色も臭いも味もなく、ワックスと異なり、ベタベタすることもない。

防腐剤を使わず、冷蔵や湿度管理も必要とせず、高い品質を長期間保持できることから、長距離の輸送にも耐え、より遠方の消費者にも新鮮な状態で青果物を届けることができる。

また、消費期限を長くすることで、食料廃棄量の削減に役立つのも大きな利点だ。

マイクロソフトビル・ゲイツ氏も出資


「Apeel Sciences」は、これまでに、マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツ氏とその妻が主宰する慈善基金団体「ビル&メリンダ・ゲイツ財団」らから合わせて4000万ドル(約44億円)を調達。

 

☆出典は:

techable.jp