1度の注射で効果持続、血圧下げるワクチン治験
日本で開発された血圧を下げるワクチンの臨床試験(治験)が先月、オーストラリアで始まった。
1度の注射で効果が一定期間続くもので、大阪大発の医療ベンチャー企業「アンジェス」(本社・大阪府茨木市)が初めて開発し、2020年代前半の実用化を目指している。
高血圧は脳
治験が始まったのは、血圧を上げる「アンジオテンシン2」という物質に対する抗体を作り、この物質の働きを抑えるためのワクチン。遺伝子に働きかけて体内に抗体を作るDNAワクチンという新しいタイプだ。
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