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「ダウン症」症状改善の化合物発見~京大G

根本的な治療法のないダウン症の症状を改善する化合物を発見したと、京都大学の研究グループが発表した。

 ダウン症は、脳の神経細胞をつくる「神経幹細胞」の増殖が妨げられることにより脳の発達に影響が出るとされていて、約1000人に1人の割合で発症するが、根本的な治療法は見つかっていない。

 京都大学の研究グループは、710種類を超える化合物から、『アルジャーノン』と名付けた化合物に「神経幹細胞」を増やす効果があることを確認した。『アルジャーノン』をダウン症の子を妊娠しているマウスに投与したところ、生まれたマウスの脳の機能が改善されたほか、ダウン症の人から作製したiPS細胞でも効果を確認したという。

 研究グループは、「ダウン症の出生前治療につながる可能性もある」と話している。

 

☆出典は:

www.news24.jp