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若き研究者による新たな試み 日本の大学院生が2足歩行ロボットの概念を覆す

東京大学大学院生が電気工学技術の観点から、ロボットの歩行の概念を覆すプロトタイプを製作したのでした…。

ロボットの研究は日進月歩、日々、その進化を止めることはありません。米国のロボットの研究開発を手掛ける大手企業ボストン・ダイナミクス社でも、2足歩行ロボットの後方宙返りの開発が進んでいるようです。

 そんななか、2足歩行ロボットに別の観点からアプローチをかけた研究をしていたのが東京大学大学院の研究者・前田和純さん。

 従来のロボットは、歩行や歩行による転倒が大きな難題でした。
 
 しかし、前田さんはその問題を回避するため、上半身(頭)に4個の回転翼をもつクワッドコプターを搭載さえたのです。それによって、下半身でバランスをとる状況から解放され、2本足を自由に動かすことのできるロボットが開発されたわkkeです。その名は「Aerial-Biped」となります。
  
 「Aerial-Biped」は歩行を主要手段として、動く移動体ではなく、現在の2足歩行ロボットの範囲を超え、歩行を装った設計になっています。その結果、ロボットの歩行をサポートするのに十分ではない、歩いているようにみえる脚をつけたエンターテインメントロボット、または通常のロボットができる動きやダンスの範囲を超えた動きをするロボットが、ここの発明されているわけです。
    
 『IEEE Spectrum』のインタビューで研究者の前田さんは、アニマトロ二クス(ナチュラルな動きをする製作技術)の可能性について以下のように話しています。
 
 「現在はプロトタイプの段階にありますが、将来はパフォーマンスやアニマトロ二クスなどのエンターテインメントアプリケーションを検討しています。歩行に加え、さまざまなジャンルのダンスを含む、思い通りの動作を示すことができる2足歩行ロボットの開発を目指しています」と。

 

☆出典は:

esquire.jp