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「もはやTwitterは個人開発者など眼中にない」――クライアントアプリ「SobaCha」開発者がUser Streams廃止に思うこと (1/2)

8月16日、Twitterのリアルタイム更新機能である「User Streams API」の提供が終わる。

 User Streamsを使わないWeb版のTwitter画面やスマホ向けTwitter公式アプリでは、新規ツイートを読み込むのにユーザーが毎回手動で更新しなければならないのに対し、User Streamsに対応するサードパーティークライアントではリアルタイムに自動で新たなツイートなどが表示されていくのがメリットだった。

 「バルス祭り」をご存じだろうか。日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」が「天空の城ラピュタ」を放映する際、主人公のパズーとシータが滅びの呪文「バルス」を唱えるのに合わせ、2ちゃんねる(現5ちゃんねる)やTwitterなどで一斉に「バルス!」と書き込む行事だ。

 リアルタイムにツイートが流れていくと、こうした祭りで極端に流速(時間毎に現れるツイート数)が上がるのを目視で実感できた。User Streamsは、このようないわゆる「実況」用途や、チャット的なリアルタイムコミュニケーション用途でTwitterを盛り上げるのに一役買っていた機能だった。

 Twitter公式が搭載しないこともあり、サードパーティーの開発者にとってUser Streamsの実装は魅力的だった。Android向けの国産クライアントでは、「メガネケエス」(開発者:ひさき @moyashimanjyu)がUser Streams対応クライアントとして2010年秋に登場したのを皮切りに、「ShootingStar」(開発者:@haru067)、「SobaCha」(開発者:わかめそば @wakamesoba98)などが続いた。

 今回、現在まで積極的にSobaChaのメンテナンスを続けているわかめそばさんに、User Streams廃止やTwitterサードパーティーへの対応について思うところを聞いた。

 

☆出典は:

www.itmedia.co.jp