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酷暑に商機 抱き枕・扇風機付き作業着・塩昆布

猛烈な暑さが続く日本列島熱中症を防ごうと、体感温度を下げる商品や、ミネラルが補給できる食品が売れている。暑くなると欲しくなるビールも、各社が増産している。猛暑は、個人の消費行動にも影響を及ぼしている。▼社会面参照

 

 20日は午前中に早くも30度を超え、真夏日になった東京都内。江東区の老舗和菓子店「船橋屋 亀戸天神前本店」では昼過ぎ、山のように盛りつけられたかき氷を求める客でいっぱいになった。猛暑が続いたここ1週間ほどは特に、かき氷の注文が増えているという。「店舗によっては開店前から行列ができる」と広報担当者。

 通販サイト「ヤフーショッピング」では、全国の927観測地点のうち200地点で最高気温が35度以上の猛暑日になった15日にエアコンと扇風機の注文数が過去最高を記録した。体温を調節できるグッズが特に人気で、首にかける持ち運び式の扇風機は前年の38倍。ナイロン製で涼しく感じる抱き枕は2・4倍の売れ行きという。

 空調服(東京)が販売する扇風機付きの作業着も好調だ。長袖の作業着の腰につけた扇風機から風を受け、汗が気化して熱を奪い、体を冷やす。実際の気温より4度ほど涼しく感じるという。

 

☆出典は:

digital.asahi.com