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ホンダが都市型EVのコンセプト「Honda Urban EV Concept」を発表、2019年の市販を前提

自動車メーカーのホンダが、初代「シビック」をほうふつとさせるEVのコンセプトカー「Honda Urban EV Concept」を2017年フランクフルトモーターショーで発表しました。将来の量産EVモデルの技術とデザインの方向性を示すというこのコンセプトモデルをもとに、ホンダは2019年にヨーロッパ市場に新型EVを投入する予定です。

Honda Media Website | 4輪製品リリース 『2017年フランクフルトモーターショーで「Honda Urban EV Concept」を世界初公開』
https://www.hondanews.info/news/ja/auto/4170912

Honda Urban EV Conceptは、4人乗り程度のコンパクトカーを前提にしたデザイン。欧州仕様の「ジャズ(日本名:フィット)」よりも全長が100mm短い、都市の移動に最適なコンパクトサイズとなっています。「Hondaのスモールカーが作り上げてきた“キビキビした走りの楽しさ”と“愛着を感じる親しみやすさ”をシンプルに、アイコニックに表現しました」というコンセプトが盛り込まれた車体は、1966年に発表された「N360」や、1972年に発表されて世界に躍進するきっかけとなった初代「シビック」とのつながりを感じてしまうものとなっています。なお、フロントドアはリアヒンジ式で前からガバッと開くタイプの「コーチドア」が盛り込まれています。


車両のフロント部分には、バッテリーの充電状況やドライブへの助言、挨拶などを多言語で表示できるディスプレイが設置されています。


インテリアで目立つのが、ダッシュボード上に鎮座している横長の大型ディスプレイ。ここには、航続可能距離を始めとした走行情報のほか、AI技術を用いたHonda Automated Network Assistantによるパーソナルコンシェルジュ機能により、ドライバーのライフスタイルや過去の行先、嗜好を学習して状況に応じた提案をするほか、ドライバーの表情や声の調子からストレス状況を判断して安全運転のサポートを行うなど、ドライバーとモビリティーの自然なコミュニケーションを実現しているとのこと。ドア前部に内蔵されたスクリーンは、サイドミラーの機能として車両外部に取り付けられたカメラの映像を映し出します。

 

☆出典は:

gigazine.net