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ICBMより怖いのは常識を超えた24gの親指ドローンではないか? イノベーションは下から来ることに注意せよ。

デジタルではイノベーションは下から来ることに注意せよ
 1カ月ほど前、JDL(ジャパンドローンリーグ)理事で自身ドローンレーサーでもある高橋亨さんに「ついに超小型のトイドローンなのに安定飛行するものが出ますね」と教えていただいた。ここで、「安定飛行」というのは、人がコントローラから手を離しても中空で安定してホバリングしているということである。
 それが、次のビデオをまず見ていただくのがよいかもしれない。重量24g、サイズも40×40×35mmしかない「Cheerson CX-OF」というドローンの映像だが、専用のコントローラーやスマートフォンアプリには一切手を触れていない状態でこうなるのである。


 
コントローラーを操作せずにこの安定飛行。プロペラにも触れてしまっているがほとんど痛くない(真似はしないように)。

 

  本体下向きにカメラが装備されており、いわゆる光学式フロー制御が行われるために水平位置が保たれている(フロー制御用のカメラの性能の関係で安定して位置をキープできるのは高度3~4mまでだそうだ)。高さの保持はすでにこのクラスでもかなりよくなっているが、手で掴んで引っ張ってもゴム紐でもついているかのように元の位置戻るようすが分かる(逆に伸ばした手をフロー制御のカメラがとらえて流れたと思われる部分もある)。
 CX-OFの操作は、スマートフォンとプロポを組み合わせて「FPV」(ドローンの視点)で見たりしながらも行えるようになっている。本体前面に30万画素のカメラを搭載しており、静止画と動画の撮影が可能。解像度680×320で15フレーム/秒の映像はブレもありお遊びの程度だが、静止画は案外綺麗に撮れるようだ。

 

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