東芝は14日、人工知能(AI)を使い、会議や講演の音声を瞬時に読みやすい文章に変えて、字幕で表示する技術を開発したと発表した。発言者の「えー」「あのー」といった合間に挟み込む意味を持たない言葉を除去や区別することで、簡潔な文章に変換する。聴覚障害者が情報を理解しやすくするのが狙い。
現在、AIを使った音声認識による自動の書き起こしが普及している。しかし、話者の言葉をそのまま文字にするため、視覚から情報を得る聴覚障害者にとっては、理解しづらかった。
東芝のAI技術は、言いよどみなどを認識するほか、次に来る単語を予測することで、不要な単語を省けるという。
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