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(ヒット!予感実感)家庭で手軽に黒にんにく

健康食として人気の「黒にんにく」。毎日食べたいけれど、市販のものを買うと、少し割高だ。家庭でつくる専用メーカーができたという。さて、できばえは。

 製造したエムケー精工(長野県千曲市)は、ガソリンスタンドにある洗車機業界のトップ企業。精米機など農家向けの商品も手がけ、ニッチな市場を狙ったユニークな商品づくりをしている。

 開発のきっかけは、農家の間で、黒にんにくを家でつくりたいというニーズが高いと気づいたことだという。黒にんにくは、生にんにくを高温、高湿度の環境に3~4週間ほど置くとできる。熟成させることで黒くなるとともに糖度が増す。健康志向の高まりもあって多くの健康食品メーカーから販売されている。

 黒にんにくを家でどうやってつくるのか調べたところ、多くの人が炊飯器の保温機能を使っていた。ただ、底に水がたまったり、数日おきににんにくをひっくり返す手間があったりと、問題があった。

 専用メーカーの使い方は簡単だ。2段になっている専用トレーに生にんにくを載せ、本体にセット。スイッチを押して、あとは電源を入れたまま放っておけば、12日間で黒にんにくができあがる。一度に16~18個をセットできる。

 見た目は少し大きな炊飯器といった風情だが、熱源が側面と上部の2カ所についており、温度をマイコン制御することで黒にんにくがムラなくおいしく仕上がるという。

 

☆出典は:

digital.asahi.com