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自由自在 最先端ドローン 県内で初のイベント

 ドローン(小型無人機)の産業振興を図る「OITAドローンフェスタ2018」が23日、大分市大分銀行ドームで始まった。県内でのドローンイベントの開催は初めて。来場者はドローンの操縦体験や見本市などを通じて、最先端の技術に触れた。24日まで。
 オープニングセレモニーで、広瀬勝貞知事は「ドローンが宅配や災害、救命救急などの現場で活躍する日も近いだろう。国内外の先端技術に触れ、未来を想像しながら楽しんでもらいたい」とあいさつした。
 会場内では、ドローンの操縦・プログラミング体験、関連企業による見本市、来場者参加型の障害物レースなどを実施。ミニドローンの操縦体験をした山本恭平君(11)=敷戸小5年=は「少しの指の動きで高さや方向が左右されて、思い通りに飛ばすのが難しかった」と感想を話した。
 見本市には国内外23社が出展。空撮用、農業用、捜索用、水中撮影用など最先端の機器を展示・紹介している。
 障害物レースでは“おんせん県”のおけやカボスをモチーフにした特設コースを飛行。プロによるデモンストレーションもあり、障害物を避けながら自由自在にドローンを操っていた。
 県はドローンを経済の新たな成長分野に位置づけている。昨年6月に県ドローン協議会を設立、今年4月には先端イノベーションラボを開設するなど力を入れている。「フェスタを通して、県民のドローンへの理解度を深め、可能性を知ってもらいたい」(県新産業振興室)。
 24日は、ドローンで撮影した動画の優秀作品上映や障害物レースの本選などがある。

 

☆出典は:

www.oita-press.co.jp