わずか5坪の店に外国人が殺到 インバウンド戦略の成功例
2年後のTOKYO2020に向けて、各社インバウンド戦略に力を入れつつも、まだまだ成功のロールモデルが少ないのが日本の現状です。そんな中、渋谷の道玄坂に、外国人のお客さんが絶えないお店があります。
その名は「ABOUT LIFE COFFEE BREWERS(アバウトライフ コーヒーブリュワーズ、ALCB)」。わずか5坪の極狭コーヒースタンドです。
お店の前で会話をしたり、写真を撮ったりと、コーヒーを飲む間のひとときを思い思いに楽しむ訪日観光客や日本在住の外国人たち。その様子は「ここは東京?」と思ってしまうほど国際色豊か。イギリス発のカルチャー誌「MONOCLE」、グルメ情報誌「EATER」、そのほかカンタス航空やジェットスターの機内誌など、海外メディアからもたびたび取材されています。
なぜこの小さなコーヒースタンドに、外国人たちが集まってくるのでしょうか? そのインバウンド戦略について聞いてきました。
フラットなコミュニケーションが鍵となる
ALCBが海外から注目を浴びるようになったきっかけは、2014年に始めたインスタグラム。海外のお客さんが少しづつ増えてきていたものの、情報発信はまったくの手付かずだったので、とりあえず「インスタを英語発信でやってみる?」くらいの軽いノリで始めたといいます。
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