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アジアのスタートアップ、日本に続々

アジアのスタートアップによる日本への進出機運が高まっている。単一国で1億人規模の市場という魅力に加え、世界で知名度のある大企業や技術力のあるものづくり企業との協業機会も見込める。日本市場の攻略を契機として世界への展開も狙う。スタートアップ投資で存在感を出し始めた日本のリスクマネーも後押しする。世界進出が出遅れるとされる日本のスタートアップに奮起を促しそうだ。

 

台湾の不動産系スタートアップは世界展開を視野に日本への進出を目指す(20日、テックインアジア東京2018、東京・渋谷)

台湾の不動産系スタートアップは世界展開を視野に日本への進出を目指す(20日、テックインアジア東京2018、東京・渋谷)

 アジア最大級のスタートアップイベント「テックインアジア東京2018」が21日までの2日間、東京都渋谷区で開かれている。アジアや欧米など世界89社のスタートアップが展示ブースを設け、自社の魅力を投資家や大企業関係者に売り込んでいる。東京での開催が5回目となる今年は、参加した海外企業数の割合が36%と昨年を5ポイント上回り、日本への関心の高さを伺わせた。

 「日本は世界に打って出るために重要な市場」と話すのは、20日に同イベントに出展した台湾の不動産系スタートアップ、eyehouseVR(アイハウスVR)の李建樺最高経営責任者(CEO)。仮想現実感(VR)技術を使い遠隔で物件が内覧できるシステムを開発。創業以来わずか3年で、今や台湾全体の1割にあたる約5千の不動産業者がアイハウスのサービスを使うという。「目の肥えた消費者を相手にサービスの品質を鍛えられ、世界戦略にも役立つ」と考え日本に触手を伸ばす。

 ここ1、2年で日本に進出するアジアのスタートアップが目立ってきた。大企業との提携も進む。例えば、中国シェア自転車大手の摩拝単車(モバイク、4月に美団点評に買収)は17年8月に日本市場参入を発表した。同年末にはLINEとモバイク日本法人が資本業務提携した。足元では中国での業績不振のあおりなどを受け爆発的な事業拡大には至っていないが、「日本人から圧倒的な支持を得ているLINEと組みサービス拡大に弾みをつけたい」(創業者のフー・ウェイウェイ氏)との狙いだ。

 

☆出典は:

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO35622480R20C18A9000000/