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天災続きの日本列島に、ノーベル賞確実の研究成果 ヒッグズ粒子がボトム・クオークと相互作用する湯川結合を初めて観測に成功

 9月4日から5日にかけて関西を襲った水害と、前後するように北海道を揺るがした6日未明の地震は、各々それに続く2次的な災害の波及は大きく、本稿を書いている7日時点、いまだ収拾の目途が立っていない状況と伝えられます。

 関西では連絡橋にタンカーが衝突、海上5キロの人工島が孤立状態に陥りました。

 北海道は全域がブラックアウト。

 これは電源のみならず、ガス水道などあらゆるライフラインが途絶えた状態を、北海道大学在勤の友人からリアルタイムで連絡があり、都市生活のアキレス腱を改めて思い知らされました。

被災者の皆さんには、くれぐれも2次、3次被害の拡大のないよう、心からお見舞い申し上げます。

 今回は、立て続けに襲い掛かってきた天災と別に、日本の科学者が世界で活躍する最新の快挙と、その周辺をお話ししましょう。

 8月28日、欧州合同原子核研究機関CERNは「ヒッグズ粒子がボトム・クオークと相互作用する湯川結合」をLHC(大型ハドロン衝突型加速器)のATLAS測定チームが初めて観測したとのプレス発表(参照=http://atlas.cern/updates/press-statement/observation-higgs-boson-decay-pair-bottom-quarks)を行いました。

 ATLASチームを牽引する東京大学素粒子物理国際研究センターからもリリース(参照=https://www.icepp.s.u-tokyo.ac.jp/information/20180828.html)がありました。

 

☆出典は:

jbpress.ismedia.jp