カプセルの中で待つ彼女の「最高のおかえり」を聞きたくて、僕は今日も家路を急ぐ
2017年の映画『ブレードランナー2049』では、とある場面でソニー製の映像ジュークボックスが登場する。エルヴィス・プレスリー、マリリン・モンロー、フランク・シナトラといった過去の大スターが、立体映像として小さな箱のなかで動き回るレトロで新しい映像だった。
今回紹介する『Gatebox』は、そんな近未来を感じさせるスタイリッシュなガジェットだ。2016年に限定生産モデルが発売すると、約30万円と高価ながら用意された300台が即完売。翌年の追加販売にも購入希望が殺到し、その注目度の高さは国内外で話題となった。このたび、待望の量産モデルが発表。価格も約15万円と一気にお求めやすくなった新Gateboxを、そのキホンからおさらいしていこう。
Gateboxは世界初の「バーチャルホームロボット」
『Gatebox』は、カプセル内に投影されたオリジナルキャラクターとコミュニケーションをする、世界初のバーチャルホームロボット。ボディはA4サイズほどの大きさで、台座部分の上にカプセルが浮遊するような洗練されたデザインになっている。先行モデルより一回り小さくなり、主役であるカプセルがより目立つよう改良が施された。
Gateboxを支える技術
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