世界の新製品とビジネストレンド情報

広範囲のweb情報を検索し常に新鮮な情報をお届けします。事業の新企画、スタートアップに活用下さい。

IoT技術を活用した車えび養殖プロジェクトが始動 大分・姫島村で

IoTスクエアは25日、大分県姫島村の姫島車えび養殖と共同で、車えび養殖を対象として、養殖環境のデータをIoT技術で収集、分析して、生産性向上を目指すプロジェクトを、大分県および姫島村の支援を受けて開始したと発表した。

【こちらも】ドコモ、農業・漁業向けにIoT・AIを活用 マグロ養殖事業など実証実験

 プロジェクトでは、姫島車えび養殖が所有する養殖池にRFアクセスできるIoTセンサーを設置して、車えび養殖を行いながら養殖池の水質データ(pH、塩分濃度、濁度等)と環境データ(温度、湿度等)を連続収集し、クラウドサーバー上に蓄積する。IoTセンサーデータは、養殖池現地事務所の管理に活用するとともに、姫島車えび養殖が蓄積してきた車えび養殖のノウハウなどに基づいて分析することで、生産性の向上をめざした管理手法の構築に繋げる。

 また、プロジェクトでは、車えび養殖環境のデータ取得と併せて、IoTセンサーの耐環境性能および無線通信システムなどのIoT管理システムの長期運用性能等の検証も行う。一連の試験は、7月より来年12月を目途として実施し、本プロジェクトの成果、検証結果に基づいて次年度以降のシステム運用を検討するという。

 

☆出典は:

www.zaikei.co.jp