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Windows 10“次々期”大型アップデート「19H1」のプレビュー始まる

難産だった「Redstone 4(RS4)」こと、Windows 10の大型アップデート「April 2018 Update(1803)」が2018年4月末にリリースされてから3カ月が過ぎようとしている。

この間に、どれくらいのユーザーがアップデートを行ったのだろうか。モバイル広告プラットフォームのAdDuplexが公開している最新レポートによれば、6月末時点でのWindows 10におけるApril 2018 Updateのシェアは78.1%で、ほぼ8割に達した。過去の推移を見る限り、8月中には恐らく90%以上の水準に達する見込みだ。

 「Windows as a Service(WaaS)」におけるWindows 10の最新バージョンへの入れ替えペースは日を追うごとに加速している。

これは、2018年秋に一般公開予定のWindows 10次期大型アップデート「Redstone 5(RS5)」から、“さらに次”のアップデートが見えつつある中、WaaSのコンセプトがベンダーとユーザーともに広く受け入れられつつあるのだと考えている。

RS5の開発は中間地点、早くも“次々期”アップデート登場

 Windowsの開発プレビュー版「Windows 10 Insider Preview」の新バージョン(ビルドと呼ぶ)を一般公開前に試用できる「Windows Insider Program」では、7月に大きな変化が訪れた。

 米Microsoftが7月11日(米国時間、以下同)にWindows Insider ProgramのFast Ringユーザー向けに配信した「Build 17713」では、デスクトップ画面右下に表示されるウオーターマークが変化しており、このことに気付いた方もいるかもしれない。

 直前の「Build 17711」と比較してみると、Build 17711では「Windows 10 Pro Insider Preview」の「rs_prerelease」となっているのに対し、Build 17713では「Windows 10 Pro」の「rs5_release」と表記されている。これはFast Ringでの表示だが、同ビルドにおいて明確に「開発途上バージョン」が「RS5のリリースに向けたバージョン」に分岐したことが確認できる。

 

☆出典は:

www.itmedia.co.jp