薄さわずか3㎜の倉敷製蠟「CARD CANDLE」が、ニューヨークADC賞でメリット賞を受賞
一見すると小さな四角いキャンドルのようですが、サイドから見るとたった3㎜という驚きの薄さ。これまでになかった形状、極限まで研ぎ澄まされたシンプルなデザインで、2017年度のグッドデザイン特別賞［ものづくり］やDESIGN TOKYO大賞2017グランプリも受賞した倉敷製蠟シリーズの「CARD CANDLE」です。
このアイテムが2018年5月、長い歴史を誇る国際的な広告デザイン賞・第97回ニューヨークADC賞プロダクトデザイン部門で、「メリット賞」を受賞しました。
上質な倉敷製のキャンドルを提供するブランド「倉敷製蠟」を手掛けるのは、岡山県倉敷市で昭和9年に創業し、以来80年余り製蠟技術を極めてきたペガサスキャンドル。「倉敷製蠟」は同社と、マスキングテープ「mt」のデザインなどで知られるアートディレクター・居山浩二さんとのコラボレーションから誕生しました。2017年以来、「CARD CANDLE」や、試験管をイメージした「TEST TUBE CANDLE」など、5商品を販売しています。
幅18㎜、高さ70㎜、厚み2㎜の薄い板状である「CARD CANDLE」は、付属の真鍮製ホルダーに立てて火をつけると、ロウがほとんど垂れることなく30分ほどで燃焼。シンプルなデザインならではの灯りの美しさと、Fresh Floralなど3種類の香りを楽しむことができます。コンパクトで持ち運びにも便利。日常のちょっとした隙間に、リラックスできる時間を生み出してくれそうです。
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