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時計への「OK、Google」がグッと使いやすく。Wear OSのGoogleアシスタントがアクションや音声応答に対応

Googleは3月、スマートウォッチ向けOSの名称をAndroid WearからWear OSに変更しましたが、名称やアプリの表示は若干変わったものの、機能的には従来のAnroid Wear 2.0から変わっていませんでした。

しかし、そのAndroid WearあらためWear OSのアップデートが発表されました。アップデートといってもWear OS自体が何か変わるわけではなく、Wear OS上でのGoogleアシスタントの利用が便利になるというものです。追加される機能は大きく3つ。

1つ目は、Googleアシスタントに何か質問をした際、それに関連する質問を予測し、選択しとして画面上に表示するようになります。例えば今日の天気を聞くと、明日の天気、週末の天気の質問を提示して、それをタップすれば続けて確認できるといった具合です。

Gmailでも返信を自動予測して候補を表示するスマートリプライ機能を展開していますが、それに近い内容です。

2つ目は、応答のスピーカー対応です。これまでWear OSでのGoogleアシスタントの応答は、画面表示に限られていました。しかしアップデート後は、本体のスピーカーや接続しているBluetoothヘッドフォンからも音声で確認できるようになります。

3つ目は、アクションへの対応です。これまでも、スマート家電などで「OK Google、~をして」で操作できるもの(Direct Actions)には対応していましたが、「~と話す」「~につないで」と言って使う「Conversation Actions」には非対応でした。

この機能に対応することで、スマートフォンを使わなくても、車から荷物をおろしつつオーブンの予熱を開始したり、東芝Regza(テレビ)を操作するといったことが可能になります。
また、寝ている間もスマートウォッチを身に着けているのであれば、枕元にGoogle Homeなどのスマートスピーカーがなくても、家中のスマートホーム機器を操作できるようになるわけで、対応機器を持っているユーザーとっては、利便性が大きく増します。

 

☆出典は:

japanese.engadget.com