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医師と患者を繋ぐSNS「メディカルケアステーション」運営がKDDIなどから約10億円を調達、医療IoTなど推進

 

病院や薬局・介護施設などで勤務する医療従事者と、患者やその家族をつなぐSNS「メディカルケアステーション」を運営する日本エンブレースは3月7日、KDDIを引受先とする第三者割当増資を実施しました。

「メディカルケアステーション」は、病院やクリニック、介護施設や薬局などの医療・介護従事者と、患者やその家族が、スマートフォンやPC上で簡単にコミュニケーションできるSNSです。医療関係者だけのタイムライン、および医療関係者と患者・家族を交えたタイムラインを作成可能で、テキストや画像の情報共有により、在宅医療や介護の現場におけるダイレクトな多職種連携を実現するといいます。

KDDIは今回の出資により、日本エンブレースと資本業務提携。医療・介護現場のIT化支援を目的に、下記3つの取り組みを推進するといいます。

・MCSを利用する医療従事者の拡大
・MCSの活用シーンの拡大
・医療介護ITプラットフォームの創出・連携

日本エンブレース代表取締役CEOの伊藤学氏は、今回の資本業務提携について「地域包括ケア、遠隔医療、医療エビデンス、医療AI、医療IoTをテーマに(中略)新たな社会インフラを構築してまいります」とコメントしています。

Engadget 日本版からの転載。

編集部注 : 日本エンブレースの発表によると、今回のラウンドではKDDIに加えて産業革新機構、ニッセイ・キャピタル、SMBCベンチャーキャピタルからも資金調達を実施。調達総額は約10億円になるという。

 

☆出典は:

jp.techcrunch.com