トイレを電池・配線レスでIoT化、スライドラッチ受け「SWITCHSTRIKE AIR」3月末に発売 元離宮二条城で試験運転も開始
株式会社シブタニは、個室トイレの施錠・解錠情報を電池レス・配線レスで無線送信できるトイレのストライク(スライドラッチ受け)「SWITCHSTRIKE AIR LB-630E」を3月末に発売する。希望小売価格は1万5000円(税別)。
SWITCHSTRIKE AIRは、トイレのストライクにローム株式会社の無線通信デバイス「EnOcean」を組み込んだもの。用途に応じて、「独立型」と「ネットワーク型」にシステムをカスタマイズできる。例えば、独立型の場合、高速道路などで見られる満空表示などの看板に情報を出力する。ネットワーク型では、離れた場所からインターネットを介してPCやアプリ上で満空表示を見ることに加え、トイレの施錠時間、利用状況なども確認することができる。
トイレの金物をIoT化することで、利用時間の検知、ビッグデータ化による利用状況の解析や清掃の効率化を実現できるとしている。例えば、不特定多数の人が訪れる商業施設や観光施設、イベント会場など混雑が予想される大規模なスポーツイベントなどで活用できる。
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