“社会を変えるアイデア”競う
2017年12月14日放送 21:37 - 21:43 NHK総合
ニュースウオッチ9 （ニュース）
東京・千代田区の映画館でベンチャー企業が技術・独自性を競うイベントが行われた。ALEは人工衛星から金属の玉を大気圏に突入させ人工的な流れ星を生み出すビジネスで再来年の実施を目指している。8社が社会を変える新たな発想をアピールした。FOMMが開発したのは水に浮く小型の電気自動車。福島県出身の鶴巻日出夫社長が東日本大震災をきっかけに開発した。この企業は古着を独自に開発した微生物で分解し航空燃料を作り出す技術。最優秀賞は「ユニバーサル・サウンドデザイン」が開発した難聴の人が聞き取りやすい音が出るスピーカー。特徴は音の広がりを抑え雑音を減らして聞き取りやすい音質を強調している。中石真一路代表は「“聞こえのバリアフリー”と言っているがバリアフリーな音を作ることが出来ると知ってもらえる」などと話した。世田谷区の認知症専門診療所くるみクリニックではこのスピーカーを使って診察している。会話がスムーズになり的確な診断や患者の不安解消に繋がったという。西村知香院長は「医者の質問の意味がわかるのでちゃんと返事をしてくれる。患者が何を考えているのかわかる」と話した。導入をきっかけに認知症ではなく難聴だったケースも見つかった。西村院長は「安心・信頼するし治療のモチベーション出るしメリットが大きい」と話した。スタジオの桑子真帆は「見ていてワクワクした」と話し、有馬嘉男は「志を持ったベンチャー企業がどんどん稼ぐ存在に成長するとワクワクする」と話した。
☆出典は：
