気候変動の危機から文明を救う4つの革新的な計画
「地球にやさしく」が叫ばれてから、飲食店では割りばしがエコ箸に変えられ、会社では冷房温度を高めに設定、一般家庭では車を電動自動車に変え、屋根にソーラーパネルを設置するなど、なんとか地球温暖化に歯止めをかけようという動きが活性化している。
しかしケンブリッジ大学極地海洋物理グループ(Polar Ocean Physics Group)のピーター・ワダムズ教授によれば、その程度ではあまり意味がないことかもしれないという。
彼は50年近く海の氷を研究してきた人物だ。その彼は「排出削減は破滅的な結果を防ぐ上で十分ではない」と話す。
ワダムズ教授が提示する文明を救う方法とはこうだ。
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1. カーボンバキューム
温暖化を食い止める1つの方法は、現在地球を加熱している温室効果ガスを吸い込んでしまうことだ。「二酸化炭素を直接捕獲する方法は、全世界が研究資金を投じるべき分野」とワダムズ教授。
これまでになされた努力レベルではちっとも足りないということを教授は懸念している。
2. ソルトスプレー船
エディンバラ大学の技術者が設計した船は、海水を吸い込んではそれを上空に噴射する。狙いは塩の結晶で日光を反射することだ。カリフォルニア海岸やチリ海岸など、海水の雲で標的の地域を覆ってしまおうという計画だ。
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