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機械学習型スキャンで防御力を高めた「ウイルスバスター クラウド」最新版が発売/偽の警告メッセージでサポートサービスに加入させる詐欺への対策も追加

 

AI(人工知能)技術を用いた“機械学習型スキャン”をWindows版に搭載
 トレンドマイクロ(株)は7日、統合セキュリティソフト「ウイルスバスター クラウド」最新版の発売を開始した。30日間試用できる体験版も、同社のWebサイトや窓の杜ライブラリから無償でダウンロードできる。
 最新版となるv12.0では、AI(人工知能)技術を用いた“機械学習型スキャン”をWindows版に搭載。パターンマッチングをはじめとする従来の手法と融合させた新しい防御アプローチ“XGen(エックスジェン)”を採用し、防御力の強化を図っているという。
 また、ウイルスに感染したという偽の警告メッセージで利用者に電話をかけさせ、偽のサポートサービスに加入させるという詐欺を防止する“サポート詐欺対策機能”が新たに追加された。Windows版ではサポート詐欺サイト特有の構造上の特徴を元に、サポート詐欺サイトへのアクセスを未然にブロックすることができる。
 そのほかにも、ランサムウェアからユーザーデータを保護する“フォルダシールド”が強化され、クラウドストレージの同期フォルダーを含む複数のフォルダーを防御できるようになった。また、USBメモリや外部ストレージを接続すると自動的に“フォルダシールド”による保護を展開する機能も新たに搭載されている。なお、本機能はMac版でも利用可能。モバイル版「ウイルスバスター モバイル」でもさまざまな機能強化が施されている。
 「ウイルスバスター クラウド」は、1つのライセンスでPC、スマートフォンタブレットWindows/Mac/Android/iOS)を最大3台まで保護することが可能。価格はダウンロード版で年額5,380円(税込み)などとなっている。

 

☆出典は:

forest.watch.impress.co.jp