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スマート乾電池「Mabeee」の開発元が1億円を調達、小型省電力デバイスでB2B事業に注力

バルスは、乾電池をスマートにするIoT端末「Mabeee(マビー)」を開発している。本日、ノバルスはニッセイ・キャピタルを引受先として1億円を調達した。
Mabeeeは単3電池型の端末で、単4電池を中に入れ、スマホアプリと連携して使う。例えばプラレールにMabeeeを装着すると、アプリで電車のオンオフを切り替えたり、走行スピードを変えたりできるようになる。
バルスは2015年4月に設立し、シードファイナンスとしてICJ(インクルージョン・ジャパン)から資金調達を実施(金額は非公開)した。2016年9月にはニッセイ・キャピタルとみずほキャピタルより1.2億円を調達している。今回の調達は既存株主から再び出資を受けた形だ。
Mabeeeは2016年8月より一般販売を開始。価格は4980円。現在は600以上の店舗で販売するまでに至ったという。ただ、今回の調達はC向けの販売強化ではなく、B2B事業の展開に力を入れるためのようだ。
バルスは本日のプレスリリースで以下のようにコメントしている。
「MaBeeeで培った小型・省電力製品開発技術を基軸に、IoT市場におけるB2B事業への展開のため、新規デバイス開発、SDKなどのソフトウェア開発、クラウド開発などの開発費用及びB2Bアライアンスに向けたマーケティング費用、人材強化費用への充当を予定しています」。

 

☆出典は:

スマート乾電池「Mabeee」の開発元が1億円を調達、小型省電力デバイスでB2B事業に注力 | TechCrunch Japan