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小学館 “世界初”ロボットを付録に 「小学8年生」

小学館は30日、同社が発行している小学生向けの雑誌「小学8年生」の特別号として、完成したロボットを付録にして限定発売すると発表した。小学館は「世界で初めての試み」といい、価格は1万9800円(税込み)。10月10日から予約を開始し、12月中旬から順次発送する予定。予約方法は9月下旬発売予定の「小学8年生 第4号」で発表する。

 ロボットは手のひらサイズで名前は「TABO8(ターボエイト)」。「プログレス・テクノロジーズ」(東京都江東区)と「バスキュール」(同港区)両社の共同プロジェクトで開発したロボットをベースに、今回の付録にはオリジナルの機能を加えた。
 TABO8は簡単なプログラミングをすることで、タブレット端末の画面上で映像と連動しながらさまざまな動きをする。2020年に小学校でプログラミング学習が必修化される予定で、それに先駆けて付録にすることを決めたという。
 「小学8年生」は、小学館の学年ごとに発刊していた学年誌が部数低迷により、「小学一年生」を除いて相次いで休刊したことを受け、今年2月から不定期で発刊している。小学生に広く対応する内容で、表紙のデジタル数字の「8」は、自分の学年に応じて塗りつぶす趣向になっている。【大村健一/統合デジタル取材センター】

 

☆出典は:https://mainichi.jp/articles/20170831/k00/00e/040/001000c